セフレとは?現在の事情について

セックスフレンド、略してセフレとは今では知らない人が居ないほどに定着している略語の一つでしょう。

英語ではセフレとは「fuck buddy」と表現される、日本独自の和製英語です。

セックスフレンド自体は1970年の小説の題名で、1990年代に広く知られるようになったと言われています。

一般的に”セックスフレンド=セフレ”とは「セックスを楽しむだけの関係」と認識されていて、主に男女間の恋愛感情を伴わない肉体関係を示す言葉です。

セックスフレンドという言葉は知っている人も多いことでしょう。

今回はこのセフレという男女のちょっと特殊な関係について、深堀りしてみたいと思います。

セフレ関係は男女で成立するのか

聞くのも無粋ですが、セフレとは男女間では簡単に成立するものです。

日本も欧米化が進んだ結果、セックスに対する感覚も昔のように厳しいものではなくなってきています。

特に最近の若者は性の乱れと称されるように、セックスに対するハードルが低く、それ故の悲しいニュースも跡を絶たないほどになっているのです。

昔の日本はと言うと、女性の自由が無い時代があり、実質女性だけに適用される姦通罪(不義密通、不倫)というものがありました。

こういった背景もあって、戦前戦後の日本ではセックスに対するリスクヘッジが特に女性において強く、セフレという感覚は一切なかったのです。

その後もこの歴史的背景を引きずり、この男女不平等な法律がなくなった後も日本においては性の乱れはよろしくないものとして認識されていました。

しかしながら、時代が流れるに連れ、欧米の生への奔放な風潮が日本でも徐々に流行し、男女間におけるセックスに対するハードルが下がってきたのです。

その結果、男女における恋愛や結婚においても、セックスというものが重要視されるようになり、現代ではセフレというものが成立するものになっているのです。

セフレ自体はこのように男女間背成立するものではありますが「売女」「ビッチ」などの差別用語の存在が示すように、セフレを持つ男女は誠実さや常識に欠けると判断されることが多いようです。

なので、セフレはオープンな男女の関係のひとつではなく、アンダーグラウンドな人には隠しておきたい関係として認識されているのです。

要約すると「男女間でセフレは成立するが、公にすべき関係ではない」というわけです。

セフレから恋人、恋人からセフレに

セフレから恋人、恋人からセフレに

セフレ関係というのは、恋愛の要素の一つにもなるセックスを恋愛抜きで行うという関係上、どうしても恋愛感情が混ざってくることがあります。

特に男女間ではセックスにおける愛情ホルモン「オキシトシン」が快感物質として発生するため、愛情を一切感じること無くセックス、は難しいのです。

つまりセフレというものは本能で愛情を感じつつ、理性で恋愛を断ち切っているという不安定な状態なわけです。

こういった人体の構造の事情があって、セフレとは、恋人関係との間を行ったり来たりするものとなっているのです。

セフレ関係から始まって恋人になったり、恋人から冷めてセフレになったり。

特に最近では出会い系サイトやマッチングアプリが人気となって、男女間で性の乱れが激しさを増しています。

男女ともにセックス目的で出会って、そのまま恋人関係に発展するなんてことも普通になってきているのです。

逆に、本気の恋人探しをしていた男女が出会って、冷めてズルズルとセフレ関係を続けるなんていうのも現代日本ではドラマの定番の脚本になるくらいには当たり前になっているんです。

簡単に言うと、現代におけるセフレとは「恋人関係の前段階であり後段階」という微妙な位置合いの関係と言えるのです。

男女間でのセフレの認識の違い

男女間でのセフレの認識の違い

セフレとはタダの肉体関係、という認識以上に、男性と女性とでセフレに関する認識にズレがあり、それが男女間の軋轢を生んでしまうことにもなっています。

男性や女性のタイプによっても若干の認識の差があるくらいにセフレ関係というのは微妙な関係であり、非常にセンシティブな話題なのです。

もしセフレがほしいと思っているのであれば、この点をしっかりと理解しておくことがセフレ関係を長持ちさせる秘訣となりますよ。

男性のセフレ認識

男性にとってのセフレは完全に性欲のはけ口であり、本命とは異なるパートナーです。

特徴的なのはセフレ相手に選ぶ女性のタイプが多いこと。

女性のセフレと比較して、男性のセフレは平均3~4人と多いことがよく知られています。

男性の本能として、種付け先は多いほうが良いという話もありますが、理由はもっと単純で「飽きるから」です。

男性がセフレに求めるものは基本的に「体型」「顔」「エロプレイ内容」の三つです。

特に体型は昨今のグラビアなどに代表されるように男性向け雑誌などで露出の高い衣装の女性が多いことでよくわかります。

男性の、女性の体型に対する需要は特に強く、「巨乳」「美乳」「ツルペタ」「くびれ」などの言葉が生まれて定着する程になっているほどです。

また、セフレに関してはそれほど強く意識されるわけではないですが、どうせなら顔が良いという条件を望む傾向にあります。

そしてセフレに求めるものはセックスのプレイ内容であることがほとんどです。

性的快感を得るために女性の奉仕や本命にはできないような特殊なプレイをセフレに対して求めるわけです。

男性にとってのセフレとは、完全に「性欲を満たすための関係」と言い切ることができるんですね。

女性のセフレ認識

一方で女性のセフレ関係とは、戦略であったり、癒やしであったりと、性欲を満たすための関係とは異なる側面を持っているのが普通です。

もちろん中には完全にセックス目的の女性もいるにはいます。

ただし、セフレという関係に絞って言うと、女性にとっては戦略や癒やしという認識であることが多いですね。

戦略とは、自分の容姿スペックでは落とせそうにない男性をセックスの既成事実で落とすという強引な手法のことです。

セックスという既成事実を作ることで、男性に責任感を与えて恋人になるというやり口です。

恋人になるための前段階としてセフレ関係を持ち寄るというわけです。

もう一つの癒やしというものは、本命の男性では満足しきれない、恋人関係を維持するだけの余裕がない、などの場合にセフレを作ってインスタントな癒やしを確保するというものです。

セックスにおいて、女性は男性の数倍もの快感物質であるオキシトシンが放出されると言われており、セックスそのものが癒やしの効果として女性には非常に良いものなのです。

「恋をすれば女はきれいになり」「セックスすれば落ち着いた大人の女性になる」などの迷信はこれが原因と言われている程です。

日々の社会的ストレスの解消や、恋人関係での物足りない部分を癒やしで埋めという目的が女性にとってのセフレの認識になるというわけです。

このため、女性にとってのセフレ関係は概ね1~2人くらいに納まることが多く、同時期に何人もの男性とセフレ関係になるということは少ないようです。

セフレ認識の違いが悲惨な結果にも

セフレ認識の違いが悲惨な結果にも

セフレの男女間での認識の違いがあることは分かったと思います。

セフレ関係のうち、こじれて泥沼になりやすいのは、この認識の違いによるところが大きいんです。

男女のセフレ認識で最も悲惨な結果になりやすいのが女性が「恋人になりたくてセフレ関係を提案した場合」ですね。

もとより男性の感覚として、セフレは性欲を満たすだけの関係としていることが多いので、圧倒的に不利な立ち位置で女性との関係が始まるわけです。

女性としてはなんとか恋人に考えてもらえるようにあれこれ尽くしますが、最も男性に喜ばれるのがセックスでのご奉仕なんですね。

何しても喜ばないけどもセックスだけは喜んでくれるから、脈アリ

そう考えるセフレ女性は少なくありません。

しかしそれは完全に負け戦を突き進んでいるだけなんです。

それに気付いた女性は早々に関係を解消するか、セックスを焦らしてみたりするんですが、男性のセフレ事情から言って、他のセフレとセックスする回数が増えるだけに終わるんですね。

女性が諦めるしかないんですが、執着心からコンドームに細工して妊娠を誘発するなどする女性も少なくないんです。

この結果どうなるか、もうおわかりですね。

昨今悲惨な事件が報道されていますが、個人的にはセフレ関係が増えたことがそういったニュースを増やしているのではないかと考えています。

男女双方とも、セフレを恋人にするための戦略とするのは厳禁であるというのはしっかりと覚えておきましょう。

セフレとは恋人に等しいくらいにメジャー

セフレ関係自体は余り公にするべきものではないことと認識されているので、あまり情報は多くはないですが、今の日本ではセフレは当然のように若者の間で浸透しています。

若者にとって「恋人関係というものはセックス込みで考えるべき」という感覚が流行ってきているようで、セックス前提の恋愛が浸透しているんです。

女性のロマンチックな恋愛の一つに「飲み会のお持ち帰り」「朝帰り」のようなシチュエーションがあることからも分かるかと思います。

ここで重要視されているのがカラダの相性。

男女ともにカラダの相性、それに伴ったエロプレイの相性などで、恋愛を確かなものに感じるというセンスが広まってきているようで、セックスから入る恋愛が容認されているのです。

そのため、セフレに関してもそういった”お試し期間”として関係を築く行為が行われているんですね。

もはやセフレは現代にとって恋人と同じレベルでメジャーな男女の関係の一つとなってきているわけです。

「セフレとは」まとめ

「セフレとは」まとめ

セフレについて最近の若者の傾向や男女間の認識の違いなどで深堀りしてみました。

最近のセフレとは、特殊な関係ではなく、男女間の常識的関係の一つとなっているんです。

出会い系サイトなどの台頭で、セフレ関係は以前よりも築きやすくなっている状況です。

加えて最近の男女におけるセフレの関係性は、恋人と同じレベルでふつうのコトとして認識されているんです。

気になったらとりあえずセックスしてみるという男女が増えているわけです。

昔のようにセックスするのは恋人になってから、あるいは結婚してからというしきたりが全くなくなった今だからこそセフレ関係でセックスを楽しむという事ができるようになっているわけなんです

せっかくのセフレの流行なので、ぜひお試しでセフレを作ってみてくださいね。

author:セフレ塾講師・みっちょ

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